ミッドナイト•イン•パリ
中学生の頃は小学生に戻りたいし
高校生になったら中学生に戻りたい
大学生になったら高校生に戻りたい
と思ったことがある。
いつだって昔に憧れてあの時は良かったなぁなんて思う。
当時はそんなこと全く思ってなかったのに。
ミッドナイトインパリ
2010年、作家の主人公が憧れて仕方ない1920年のパリにタイムスリップする。
『1920年代のパリこそ黄金期だ!』
そう思ってた主人公はピカソ、ヘミングウェイ、ダリ、、、その他にも所謂超有名芸術家たちと共にパリの夜を謳歌する。
そしてピカソの愛人アドリアナ(めちゃめちゃモテる)といい感じになるんだけど彼女は彼女で1890年代のパリが最も素晴らしい時代だと言って“今”を卑下する。
そして主人公とアドリアナはその1890年代にタイムスリップして大盛り上がりのムーランルージュに。
そこにはアドリアナが心底憧れる当時のゴーギャン、ロートレックと出会って彼らが生きている1890年代を賞賛する。
けれど当のゴーギャンたちは
『今の時代は最悪。ルネサンス期に生きたかった。』とまたまた現代批判。
結局いつの時代も昔に憧れちゃうよね。って言う話。
私もダリと結婚してヘンテコな夫婦生活を送りたいけどエアコンないし、ウーバーイーツできないし。
今でいいや。
だけど一度雨のパリを歩いてみたい、
ワイン飲んでムーランルージュでパンツ見せながら踊ってみたい。
私がパリに行けるのは2020年代だなぁ。
そんなこと考えてたら宮崎も雨が降ってきた。